静岡県・静岡市・瑞龍寺

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【 概 要 】−瑞龍寺の創建は永禄3年(1560)、能屋梵藝和尚(長源院4世梵梅和尚の法嗣)によって開かれたのが始まりとされます。駿河七ヶ寺の1つとして格式が高く、徳川家康が駿府城に在城の時は時折七ヶ寺の住職を集め法門を聞いたとされています。天正18年(1590)、豊臣秀吉の腹違いの妹で徳川家康の側室となっていた朝日姫が母である大政所を見舞いに上洛した際死去し、当寺に墓(供養塔)が建立されました(朝日姫の菩提は京都の東福寺南明院、享年48年)。以来、豊臣家、徳川家から庇護され寺領が寄進されています。朝日姫は死没する数年前から体調を崩していたようで、天正15年(1587)に日本三名泉に数えられた草津温泉に湯治を行っています。朝日姫は政略結婚の為に離婚結婚を繰り返し精神的にも疲れていたのかも知れません。又、瑞龍寺の境内には松尾芭蕉の詠った「今日はかり人も年よれ初しくれ」が刻まれた時雨塚(しぐれ塚)が建立されています(時雨塚は、元々静岡市内に境内を構えていた長安寺に建立されていましたが、明治時代初頭に発令された神仏分離令や、廃仏毀釈運動などで廃寺に追い込まれ為、明治12年:1879年に大村青渓が瑞龍寺に遷しています。又、「今日はかり人も年よれ初しくれ」の句は現在摩耗した為に確認する事が出来ないそうです)。
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瑞龍寺(静岡市):周辺の見所

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