静岡県・静岡市・宝台院

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【 概 要 】−宝台院の創建は永正4年、長蓮社観誉祐嵩上人によって開かれたのが始まりとされます。当初は龍泉寺と称し駿河国有度郡柚之木にありましたが、その後現在の静岡市紺屋町に移ります。天正17年に徳川家康の側室西郷局昌子が菩提寺として葬られると家康から庇護され、慶長9年に家康公自ら描いた伝わる自画像と「真の太刀」が寄進され、元和2年に増上寺で行われた家康の葬儀では当時の住職が副導師を務めています。西郷局昌子は2代将軍徳川秀忠の生母にあたる人物であった事から秀忠の命で寛永5年に現在地である静岡市常磐町に移し大伽藍を造営し寺領300石を寄進し、生母の法名から宝台院に改称しています。江戸時代を通して幕府から庇護され寺運も隆盛し、幕末末には15代将軍徳川慶喜が紺屋町元代官屋敷に移るまで当寺で謹慎しています。当時の宝台院の大伽藍は国宝を含め多くが文化財に指定されていましたが昭和15年の静岡市大火と昭和20年の戦災によりほとんどが焼失し、唯一応声教院に移築されていた山門が往時の名残とされます。
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宝台院(静岡市):周辺の見所

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