静岡県・富士宮市・富士山本宮浅間大社

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【 概 要 】−富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)の創建は垂仁天皇3年、勅命により浅間大神を勧請したのが始まりとされます。景行天皇の御代、日本武尊が戦勝祈願の末、当地の賊徒平定を成し遂げた事から富士山麓の山宮に社殿を造営しています。大同元年、平城天皇の勅命により坂上田村麻呂が山宮から現在地に遷座し、社殿を造営、その後は順調に神階が上昇し延喜式神名帳では名神大社として記載され、駿河国一宮、永治元年には正一位が授けられています。歴代領主や為政者などからも崇敬庇護され文治4年には源頼朝が社領を寄進、建久4年には流鏑馬を奉納、貞応2年には北条義時は社殿造営、室町時代には駿河守護職今川家から社領の寄進と社殿の造営、戦国時代には領主が武田信玄、勝頼、豊臣秀吉、徳川家康と代わる毎に篤く庇護を行っています。江戸時代に入ると将軍家である徳川家が庇護し徳川家光は社領1130石を安堵し、災厄がある毎にそれらを沈める祈祷を依頼し祈願所となりました。又、江戸時代中期以降は庶民に行楽の物見遊山が浸透すると、全国で富士講が結成され数多くの庶民が富士山山頂の登拝を目指し当社にも参拝に訪れ社運も隆盛しました。古くから神仏習合していましたが明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏式が廃され富士山本宮浅間大社として明治29年に官幣大社に昇格しています。現在も数多くの社殿が残され多くが文化財指定され、近年では世界遺産に登録されています。
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富士山本宮浅間大社(富士宮市):周辺の見所

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