静岡県・伊豆市・善名寺

  静岡県の観光と歴史的建築物(ホーム)伊豆市>善名寺
【 概 要 】−善名寺の創建は神亀元年(724)、この地を訪れた行基菩薩が釈迦、薬師、阿弥陀の三尊を自ら彫り込み安置したのが始まりと伝えられています。その際、霊夢で妙湯権現が出現し温泉の在り処を授かり、お告げ通り境内の片隅を掘り起こすと霊泉が懇々と湧き出し吉奈温泉の開湯になったそうです(吉奈温泉の「吉奈」は善名寺の「善名」が転じた地名とされます)。鎌倉時代に入ると寺運が隆盛し、境内には七堂伽藍が建ち並び真言宗の巨刹として名を馳せましたが、その後、天災や人災が重なり次第に衰退し廃寺同然の状態になりました。江戸時代に入ると徳川家康の愛妾お万の方(養珠院)が善名寺に子宝祈願を行い吉奈温泉に浸かったところ(現在温泉街に残る老舗温泉旅館「さか屋」に逗留したと伝えられています)、見事懐妊し、後の紀州藩主徳川頼宣(徳川家康の10男)と水戸藩主徳川頼房(徳川家康の11男)を出産、お万の方は霊験に感謝し元禄2年(1689)に堂宇を大改修し法華宗(後に日蓮宗)に改宗しています。
スポンサードリンク

善名寺(伊豆市):周辺の見所

実成寺 最勝院 善名寺
※ 当サイトへの相談や質問は大変失礼ですが、メールのみとさせていただきます。又、回答はあくまでも当社の考えであって1つの参考意見です。ご自身の責任でご判断下さい。 回答によって不都合や不利益をこうむっても当社は一切責任を負いません。又、回答を直接的(当社の名前を使って)に交渉や請求の手段とすることはご遠慮くださるようお願い申し上げます。 予告なしに追加、書き替えを行いますのでご了承ください。 尚、リンクは自由ですが画像(写真)や文章等の利用は遠慮させていただいております。御理解の程よろしくお願いします。