静岡県・浜松市・宗源院

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【 概 要 】−宗源院の創建は応永23年(1416)、吉良氏が開基となり華蔵義曇(肥後(熊本県)出身の曹洞宗の高僧、吉良氏に招かれ随縁寺後の普済寺の開山)の法弟である在天弘雲によって開かれたのが始まりとされます。その後、衰退しましたが戦国時代に入ると駿河国、遠江国の2ヶ国の守護職を担った大大名今川義元が庇護し、自ら開基となり華蔵義曇を開山者として再興し伽藍の整備や寺領の寄進などを行い保護した為に寺運も隆盛しました。元亀3年(1573)に行われた三方原合戦(武田信玄が京都上洛を試み、三河国に侵攻した際、徳川軍と交戦となり、徳川家康が大敗を喫した。)の兵火により多くの堂宇、記録、寺宝が焼失しました。その後再興され江戸時代には高い格式を得て数多くの末寺を抱え大きく繁栄しました。明治時代に入ると庇護者を失い衰微しました。境内には成瀬藤蔵正義(三方原合戦の際、徳川家康の身代わりで討死)や多世姫(浜松藩主松平信祝の娘)、外山小作正重(三方原合戦の際、旗手として討死)、遠藤右近(三方原合戦で討死)などの墓碑が建立されています。寺宝である義元・氏真の判物は浜松市指定文化財に指定されています。
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